中国の習近平国家主席は7日、人民大会堂でエクアドルのコレア大統領と会談し、両国間に戦略的パートナーシップを構築することで合意しました。
習主席は会談の席上、両国関係の発展のために次の4つの提案をしました。
① 相互信頼を深め、互いの核心的利益に関わる課題について引き続き互いに理解と支持をし、共に両国関係発展の正しい方向を把握する。
② 金融分野での協力に動力としての役割を充分に発揮させ、農業技術や、ハイテク、新エネルギー分野での協力を積極的に繰り広げ、両国貿易のバランスの取れた発展を促進する。
③ 新たな文化交流計画を実現させ、両国間の国交樹立35周年にちなんだ文化交流活動を成功させ、学術機構・メディア・教育・体育などの分野での交流と協力を強化し、両国国民の往来と観光業の発展を促す。
④ 国際組織内での協力を深め、重要な国際事務において歩調を合わせ、手を携えて発展途上国の全体利益を維持・保護し、発展させる。
コレア大統領は「エクアドルは中国と戦略的パートナーシップを結べることを非常に嬉しく思う。双方が融資と科学技術面で協力を深め、人的交流を増やしていくことを期待する。エクアドルは中国と共に公平かつ公正な国際秩序の構築に力を注ぎ、気候変動や食の安全、衛生などの分野で調和と協力を強化していく所存である」と述べました。
(中国国際放送局)
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