【新華社北京1月6日】外交部は5日国内外のメディア向けのブリーフィングを行った。外交部ラテンアメリカ司の祝青橋司長が中国・ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体フォーラム(中国CELACフォーラム)第1回閣僚会議の関連状況について紹介した。
祝青橋司長はこのように紹介した。中国CELACフォーラム第1回閣僚会議が8日から9日にかけて北京で行われる。習近平主席やCELACの議長当番国であるコスタリカのソリス大統領、次期議長当番国のエクアドルのコレア大統領、ベネズエラのマドゥロ大統領およびCELACの「四つのカルテット」構成国であるバハマのクリスティ首相が会議の開幕式に出席し挨拶を行う。李克強総理が会議に出席するCELAC側の各代表団団長らと集団で会見する。中国CELACフォーラムの共同議長を務める中国側準備委員会の王毅外交部長、徐紹史国家発展改革委員会主任、高虎城商務部長と準備委員会の他のメンバー、機関・部門の担当者、およびCELAC加盟国の外相や代表、一部のラテンアメリカ地域の組織および機関の担当者が会議に出席する。
祝青橋司長はこのように紹介した。2013年以来、習近平主席はCELAC加盟国の指導者と何度も会談しており、中国・ラテンアメリカ全般の協力推進について広範且つ踏み込んで意見を交わし、重要なコンセンサスに達している。2014年7月、習近平主席はブラジル、アルゼンチン、ベネズエラ、キューバ四国を訪問し、またブラジリアでラテンアメリカ諸国の指導者と歴史的な会談を成功裏に開催した。双方は平等互恵、共同発展の中国・ラテンアメリカにおける全面的協力パートナーシップを構築し、中国CELAC フォーラムを正式に発足させ、そして1回目の閣僚会議をできるだけ早く行うことを共同で宣言している。
祝青橋司長はこのように指摘した。中国CELAC フォーラムを核心とした全体的な協力の展開は、双方の長年にわたる共通の願いで、南南協力と地域を跨ぐ協力の盛んな発展の流れに順応する。双方の達成したコンセンサスに基づいて、中国CELAC フォーラムは中国とCELAC加盟国の外交部がリードする政府間協力のプラットフォームに位置づけられ、双方はフォーラムを通じて政治、外交、経済貿易、人文、社会といった幅広い分野において集団での対話と全体的な協力を展開し、協力の潜在力を掘り起こし、協力規模を拡大して、協力レベルを向上させてゆく見通し。
祝青橋司長はこのように表明した。フォーラムの1回目の閣僚級会議は外相会議として位置づけられ、そのテーマは「新プラットフォーム、新スタート、新チャンス――中国CELACの全面的協力パートナーシップの推進に共同で努める」だ。中国側はCELAC加盟国と緊密に協力し、平等互恵、協力・ウィンウィン、開放・包容の精神に基づいて、全体的な協力の指導原則、重点分野、フォーラムメカニズムなどの議題について深く討論し、会議が積極的な成果を獲得できるよう保証し、中国・ラテンアメリカ関係をより高いレベルに発展・推進できるよう期待している。
(新華網日本語)
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