太原市杏花嶺区の一角。(2月18日撮影、太原=新華社記者/詹彦)
【新華社太原4月7日】中国山西省太原市は2500年余りの歴史を持ち、「国家歴史文化名城」に指定されている。ここ数年は産業構造の調整、汚染対策、環境保護、都市管理などの重点事業を包括的に推進し、環境と経済、市民生活を向上させてきた。2020年9月からは累計45億元(1元=約20円)を投じ、125万ムー(約8万3千ヘクタール)の造林と森林67万ムー(約4万4700ヘクタール)の整備を実施。全ての行政村に公共緑地を設け、東西2座の山にそれぞれ特色ある郊外森林公園30カ所を建設し、森林率を43%まで上昇させた。
22~23年に市内の6カ所で実施された国家地表水審査では全て生活飲用水レベルの「3類」以上となった。24年に国と省の審査が行われた市内10カ所の基準達成率は前年の70%から80%に向上しており、水環境は改善傾向が続いている。