自然保護区で複数の希少ツクバネソウ属植物を確認 中国重慶市
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自然保護区で複数の希少ツクバネソウ属植物を確認 中国重慶市

新華社 | 2025-04-07 18:40:17

   陰条嶺国家級自然保護区で確認された国家2級保護野生植物の巴山重楼。(組み合わせ写真、重慶=新華社配信)

   【新華社重慶4月7日】中国重慶市巫渓(ふけい)県にある陰条嶺国家級自然保護区の管理事務センターはこのほど、3年間にわたり実施した野外調査で、巴山重楼、球薬隔重楼、具柄重楼、七葉一枝花、華重楼、狭葉重楼、黒籽重楼などシュロソウ科ツクバネソウ属に分類される複数種の希少植物を確認したと明らかにした。

   同属の植物は多年草。調査を行った研究員は保護区内の標高の異なる森林地帯で、国家2級保護野生植物に指定されている巴山重楼、球薬隔重楼、具柄重楼の3種を確認した。

   陰条嶺国家級自然保護区は巫渓県東部、大巴山脈の中央に位置し、地質構造が複雑で約2400メートルの標高差がある。亜熱帯北部山地の希少種や絶滅危惧種が多く残っており、研究と保護において非常に高い価値を持つ。(記者/黄偉)

   陰条嶺国家級自然保護区で確認された国家2級保護野生植物の球薬隔重楼。(組み合わせ写真、重慶=新華社配信)

   陰条嶺国家級自然保護区で確認された国家2級保護野生植物の具柄重楼。(組み合わせ写真、重慶=新華社配信)

   陰条嶺国家級自然保護区で確認された狭葉重楼。(組み合わせ写真、重慶=新華社配信)

   陰条嶺国家級自然保護区で確認された華重楼。(組み合わせ写真、重慶=新華社配信)

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