ナシ古楽を演奏する人々。(資料写真、麗江=新華社配信)
【新華社麗江3月22日】中国雲南省麗江市に多く居住する少数民族、ナシ族の伝統音楽ナシ古楽は「音楽の生きた化石」として知られ、多元的な文化が融合した芸術の結晶とされる。演奏者の中には高齢者もいれば、若い世代の人もおり、鼓や銅鑼、二胡など27種類の楽器を使って合奏することが多い。
この「音楽の生きた化石」は、かつての茶と馬の交易路「茶馬古道」の出来事を今に伝えながら、途絶えることのない生命力で、石畳の道と黒い瓦屋根が続く古い街並みの中に文化の奇跡を記し続けている。