チャンスと圧力を同時に抱える中日韓協力

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2011-05-21 13:59:46 | 編集: 珊宁
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  温家宝総理は21、22の両日に東京で第4回中日韓首脳会談に出席する。また、日本の被災地に足を運び、中国政府・人民を代表して日本の被災者を慰問し、災害に打ち勝ち郷里を再建するよう激励する。これは中日関係史において初のことだ。

  この予定は、甚大な自然災害を前に中日韓が共同で警戒し助け合うという人道主義・友愛精神を十分に物語 るものだ。つまり隣人が困っている時には助け、苦難を分かち合うということだ。われわれは08年の四川大地震の後、李明博大統領が訪中時にわざわざ被災地に慰問へ赴いたこと、日本政府も中国に初めて救援隊を派遣したことを忘れはしない。これらの行動によって中韓関係、中日関係の改善が力強く促された。

  福島第1原発事故のコントロールと被災者の救援および被災地の復興は、日本政府にとって最重要課題であるし、日本の民衆にとっても最大関心事だ。3月11日に東日本大震災が発生すると、中国の指導者は直ちに見舞いの電報を送った。中国政府は迅速に救援資金や物資を提供し、救援隊も派遣した。胡錦濤国家主席は日本大使館を自ら訪れ、犠牲者への弔意を表した。菅首相は温家宝総理との電話会談で中国側への感謝の意を表した。双方の共同努力の下、中日関係は改善の道へ踏み出している。

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