甘粛省の石窟保護に関する解説を聞く来館者。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
【新華社蘭州10月30日】中国甘粛省はシルクロードの東部に位置し、西域から伝わった仏教の通り道となっていた。省内に豊富に残る仏教遺跡や文化財は、中国仏教の発展史において重要な地位を占めている。省都・蘭州市にある甘粛省博物館は常設展「荘厳妙相-甘粛仏教芸術」で100点(組)を超える仏教文化財を陳列し、同省の仏教文化をあらゆる角度から紹介している。
「荘厳妙相-甘粛仏教芸術」展の展示ホール入口。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
甘粛省博物館は1939年に創設され、国家1級博物館に指定されている。同省の古代から近現代に至る貴重な歴史的遺物と自然標本計8万点(組)余りを所蔵。有名な展示品には仏教文化財のほか、甘粛彩陶(彩文土器)、漢・唐代のシルクロードにまつわる文化財、古生物化石などがある。(2)甘粛省博物館で感じる仏教芸術の美
「荘厳妙相-甘粛仏教芸術」展の様子。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
展示品の仏冠。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
石窟のレプリカを見学する来館者。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
1958年に甘粛省武威市の天梯山石窟で出土した菩薩像壁画。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
1976年に甘粛省荘浪県で出土した卜(ぼく)氏石造像塔を鑑賞する来館者。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
北魏(386~534年)時代の仏頭像。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
唐代(618~907年)の石仏頭像。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
唐代(618~907年)の彩塑菩薩頭像。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
西夏文字による仏説観弥勒菩薩上生兜率天経(ぶっせつかんみろくぼさつじょうしょうとそつてんきょう)。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
宋代(960~1279年)の鎏金模製仏坐像(りゅうきんもせいぶつざぞう)。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
金代(1115~1234年)の緑釉(りょくゆう)陶塔。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
元代(1271~1368年)の延祐印本経。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
元代(1271~1368年)の泥千仏像。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
元代(1271~1368年)の金剛杵(こんごうしょ)。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
明代(1368~1644年)の永楽款鎏金銅無量寿仏像(えいらくかんりゅうきんどうむりょうじゅぶつぞう)。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
常設展で展示された転法輪柱と造像塔。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
常設展で展示された転法輪柱。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
明代(1368~1644年)の勝楽金剛(しょうらくこんごう)銅像。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
明代(1368~1644年)の銅鎏金(りゅうきん)十一面観音像。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
明代(1368~1644年)の鎏金(りゅうきん)観音立像。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
清代(1644~1911年)の旃檀(せんだん)仏銅像。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
清代(1644~1911年)の左旋法螺(させんほら)。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
清代(1644~1911年)の銅鎏金大威徳金剛像(どうりゅうきんだいいとくこんごうぞう)。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
清代(1644~1911年)の勝楽金剛(しょうらくこんごう)銅像。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
清代(1644~1911年)の金剛亥母(こんごうがいも)銅像(左)と迦陵頻伽(かりょうびんが)銅像。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
清代(1644~1911年)の四臂(しひ)観音銅坐像。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
清代(1644~1911年)の三面六臂(さんめんろっぴ)馬頭金剛銅像。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)
展示品の念珠、法剣、浄水碗。(9月10日撮影、蘭州=新華社記者/呉寒氷)