【新華社北京１月１日】中国国家衛生健康委員会は２０２１年１月１日、３１省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から受けた報告として、新型コロナウイルスの感染者が２０２０年１２月３１日、新たに１９人確認されたと発表した。内訳は北京市が５人、遼寧省が４人で、輸入症例が１０人（上海市５人、広東省２人、福建省１人、雲南省１人、陝西省１人）だった。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は１人（上海市での輸入症例）増えた。
１２月３１日の新たな退院者は１７人で、経過観察が解除された濃厚接触者は１００９人だった。重症者は前日より３人増えた。
輸入症例の患者は現在２６７人で、うち重症者は３人。感染の疑いがある患者は１人だった。累計感染者数は４２７３人で、うち４００６人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。
１月１日午前０時時点の中国本土の感染者数は３７０人で、うち重症者は９人。感染者の累計は８万７０７１人で、退院者は８万２０６７人、死者は４６３４人となった。感染の疑いがある患者は１人で、特定された濃厚接触者は累計９０万５４９３人、経過観察を受けている濃厚接触者は１万３５８４人だった。
１２月３１日に新たに確認された無症状の感染者は１９人（輸入症例１６人）だった。同日に確定診断された無症状感染者は１人（輸入症例ゼロ）で、経過観察を解除されたのは６人（輸入症例５人）だった。現時点で経過観察を受けている無症状感染者は２７９人（輸入症例２２７人）となっている。
香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計９６９１人で、うち香港特別行政区が８８４６人（退院７８１３人、死亡１４８人）、マカオ特別行政区が４６人（全て退院）、台湾地区が７９９人（退院６７１人、死亡７人）だった。
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