【新華社北京12月20日】中国国家衛生健康委員会は20日、31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から受けた報告として、新型コロナウイルスの感染者が19日、新たに23人確認されたと発表した。内訳は遼寧省1人で、輸入症例が22人(上海市11人、北京市2人、内モンゴル自治区2人、陝西省2人、浙江省1人、福建省1人、河南省1人、広東省1人、四川省1人)だった。新たな死者と感染の疑いがある患者は確認されなかった。
19日の新たな退院者は21人で、経過観察が解除された濃厚接触者は650人だった。重症者は前日より2人減った。
輸入症例の患者は現在267人で、うち重症者は4人。感染の疑いがある患者は3人だった。累計感染者数は4115人で、うち3848人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。
20日午前0時時点の中国本土の感染者数は309人で、うち重症者は5人。感染者の累計は8万6829人で、退院者は8万1886人、死者は4634人となった。感染の疑いがある患者は4人で、特定された濃厚接触者は累計89万1010人、経過観察を受けている濃厚接触者は6596人だった。
19日に新たに確認された無症状の感染者は10人(輸入症例7人)だった。同日に確定診断された無症状感染者は1人(輸入症例)で、7人(輸入症例5人)が経過観察を解除された。現時点で経過観察を受けている無症状感染者は205人(輸入症例183人)となっている。
香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計8887人で、うち香港特別行政区が8078人(退院6737人、死亡129人)、マカオ特別行政区が46人(全て退院)、台湾地区が763人(退院625人、死亡7人)だった。
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