【新華社北京11月29日】中国国家衛生健康委員会は29日、31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から受けた報告として、新型コロナウイルスの感染者が28日、新たに11人確認されたと発表した。内訳は福建省4人、上海市3人、四川省1人、雲南省1人、陝西省1人、甘粛省1人で、全て輸入症例だった。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は4人(全て上海市での輸入症例)増えた。
28日の新たな退院者は16人で、経過観察が解除された濃厚接触者は2121人だった。重症者は前日と同じ。
輸入症例の患者は現在254人で、うち重症者は4人。感染の疑いがある患者は5人。累計感染者数は3843人で、うち3589人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。
29日午前0時時点の中国本土の感染者数は280人で、うち重症者は8人。感染者の累計は8万6512人で、退院者は8万1598人、死者は4634人となった。感染の疑いがある患者は7人で、特定された濃厚接触者は累計87万9310人、経過観察を受けている濃厚接触者は8211人だった。
28日に新たに確認された無症状の感染者は10人(輸入症例9人)だった。同日に確定診断された無症状感染者は1人(輸入症例)で、18人(全て輸入症例)が経過観察を解除された。現時点で経過観察を受けている無症状感染者は279人(輸入症例274人)となっている。
香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計6817人で、うち香港特別行政区が6123人(退院5328人、死亡109人)、マカオ特別行政区が46人(全て退院)、台湾地区が648人(退院556人、死亡7人)だった。
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