【輸入博】開放の全面的拡大で新措置　習近平主席が基調演説

【新華社北京１１月５日】中国の習近平（しゅう・きんぺい）国家主席は４日、上海市で開かれた第３回中国国際輸入博覧会の開幕式で、ビデオを通じた基調演説を行った。中国は越境サービス貿易のネガティブリストを制定し、デジタル経済やインターネットなどの分野で開放拡大を続け、貿易と投資の自由化・利便化の改革と革新を一層深めていくと表明。「輸入禁止・制限技術リスト」を縮小し、技術の国境を越えた自由な移動に向けた良好な環境を構築すると述べた。新型コロナウイルス感染拡大後に打ち出した企業の救済策は、中国国内で登記された全ての企業に対して平等に適用されているとも表明した。また、中国は外国に関わる法律で引き続き開放的で透明的なシステムを整備するとともに知的財産権の保護を強化し、外資系企業の合法的権益を守ると述べ、より多くの国とハイレベルの自由貿易協定を結ぶことに期待を示した。

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