【新華社北京10月15日】中国国家衛生健康委員会は15日、31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から受けた報告として、新型コロナウイルスの感染者が14日、新たに11人確認されたと発表した。内訳は輸入症例が10人(広東省4人、上海市3人、陝西省2人、河北省1人)、中国本土の感染者が山東省1人(青島市が9月24日に報告した無症状感染者が確定診断)だった。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は2人(上海市での輸入症例)増えた。
14日の新たな退院者は12人で、経過観察が解除された濃厚接触者は865人だった。重症者は前日と同じ。
輸入症例の患者は現在227人(重症者ゼロ)で、感染の疑いがある患者は7人だった。累計感染者数は3060人で、うち2833人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。
15日午前0時時点の中国本土の感染者数は240人で、うち重症者は4人。感染者の累計は8万5622人で、退院者は8万748人、死者は4634人となった。感染の疑いがある患者は7人で、特定された濃厚接触者は累計84万3357人、経過観察を受けている濃厚接触者は8571人だった。
14日に新たに確認された無症状の感染者は23人(すべて輸入症例)だった。同日に確定診断された無症状感染者は2人(輸入症例1人)で、17人(すべて輸入症例)が経過観察を解除された。現時点で経過観察を受けている無症状感染者は385人(輸入症例384人)となっている。
香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計5777人で、うち香港特別行政区が5201人(退院4932人、死亡105人)、マカオ特別行政区が46人(すべて退院)、台湾地区が530人(退院491人、死亡7人)だった。
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