21日、故宮博物院で明代磁器の比較展を見学する来場者。(北京=新華社記者/金良快)
【新華社北京9月24日】中国北京市の故宮博物院で21日、江西省景徳鎮市の景徳鎮官窯遺跡で出土し修復した磁器と故宮博物院が所蔵する磁器を比較展示する特別展が開幕した。明代の磁器や標本196点を展示する。
景徳鎮は明・清時代の皇室磁器の産地で、厳しい審査を経た合格品のみが北京の紫禁城(現在の故宮博物院)に献上された。今回の特別展では、献上品に選ばれずに廃棄された磁器と故宮に残る献上品を並べて展示する。会期は12月20日まで。