【新華社北京6月25日】オランダで暮らすジャイアントパンダ「武雯(ウーウェン)」が5月に赤ちゃんを出産したことを受け、中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席と彭麗媛(ほう・れいえん)夫人はこのほど、オランダのウィレム・アレクサンダー国王、マキシマ王妃と祝賀メッセージを交換した。
習近平、彭麗媛両氏はメッセージで次のように述べた。赤ちゃんパンダは、中国とオランダの友情が生み出した美しい結晶で、双方が生物多様性保護に協力して取り組んできた重要な成果であり、喜ばしいことだ。新型コロナウイルス感染症の発生以降、両国政府と人民は互いに支援の手を差し伸べ、力を合わせて困難を克服し、互いに見守り助け合うという友好の美しい物語を綴ってきた。中国はオランダとの関係発展を非常に重視しており、オランダと共に努力し、課題をチャンスととらえ、感染予防・抑制と二国間の往来・協力を統一的に推進し、両国関係を新たな段階に引き上げていきたい。
アレクサンダー、マキシマ両氏はメッセージで次のように述べた。われわれは赤ちゃんパンダの誕生を大いに喜んでいる。新しい命は両国関係が豊かに実っていることの象徴であり、世界の生物多様性保護にも貢献する。オランダは中国との感染対策協力を非常に重視している。世界各国が団結してこそ、世界的な危機に打ち勝つことができる。両国関係は基礎がしっかりしており、オランダは引き続き中国と手を携えて感染状況に対応し、二国間の正常な往来が一日も早く再開することを願っている。
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