【新華社北京５月３１日】中国国家衛生健康委員会は３１日、新型コロナウイルスの感染状況について、３１省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から３０日に受けた報告では、感染者が新たに２人（すべて山東省での輸入症例）確認されたと発表した。新たな死者と新たな感染の疑いがある患者は共にゼロ。
輸入症例については、確認された感染者が現在４８人（重症者ゼロ）おり、感染の疑いがある患者が４人だった。累計では感染者が１７４０人、回復した退院者が１６９２人となり、死者はゼロだった。
無症状感染者については、３０日に新たに３人（輸入症例１人）報告され、同日に確定診断された感染者はゼロ、経過観察解除は１０人（輸入症例ゼロ）だった。現在も経過観察を受けている無症状感染者は３８９人（輸入症例２５人）となっている。
３１日午前０時時点で、中国本土の感染者数は６３人（重症者３人）で、感染確認報告は累計８万３００１人。回復した退院者は累計７万８３０４人、死者は４６３４人となった。感染の疑いがある患者は４人おり、特定された濃厚接触者は累計７４万４６９３人、経過観察を受けている濃厚接触者は５１８３人となっている。
湖北省については、現在入院治療中の患者は４人（全て武漢市、うち重症者１人）で、感染の疑いがある人はいなかった。経過観察を受けている濃厚接触者は１２２８人となっている。
香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計１５６９人で、うち香港特別行政区が１０８２人（退院１０３６人、死亡４人）、マカオ特別行政区が４５人（退院４５人）、台湾地区が４４２人（退院４２１人、死亡７人）だった。
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