【新華社北京5月28日】中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理は28日、第13期全国人民代表大会(全人代)第3回会議の閉幕後にオンライン記者会見を行い、台湾問題に関する質問を受け「祖国の平和的統一を促進していく」と述べた。
李克強氏は次のように述べた。われわれの台湾に対する政策方針は一貫しており、世界の人々もよく知っている。「一つの中国」原則と「九二共識」(92年コンセンサス)を共に堅持し、「台湾独立」に断固反対する。この政治的基礎に立ち、われわれは台湾の各政党、団体、個人とともに両岸関係や民族の未来について対話、協議し、両岸の平和的発展を図り、祖国の平和的統一を促進することを願っている。われわれは最大限の誠意と努力を尽くす用意がある。
台湾問題は中国の内政であり、われわれは以前から外部の干渉に反対している。中華民族には自分の事をきちんと解決する知恵と能力がある。
われわれは台湾同胞を兄弟と考えており、台湾同胞の幸福を一貫して非常に重視している。今回の感染症の発生後も、皆が共に努力したことで、大陸で新型コロナウイルス感染症による台湾同胞の死者はいない。われわれは両岸同胞がみな平安で健康であることを祈る。
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