【新華社蘭州5月20日】中国甘粛省蘭州市の市街地は初夏を迎え、黄河沿岸だけでなく、南北にそびえる皋蘭(こうらん)山と白塔山にも緑が生い茂っている。地域生態環境の「緑の障壁」を効果的に構築するため、同市は2013年以降、人工造林事業と自然林への立ち入り禁止を進め、累計60万ムー(約4万ヘクタール)以上の造林を完了した。地域の森林総面積、森林率、森林蓄積はいずれも増え続け、水源の涵養、一部の気候調節、黄河の土砂量の減少に重要な役割を果たしている。