【新華社北京５月１６日】中国の習近平（しゅう・きんぺい）国家主席は１５日夜、南アフリカのラマポーザ大統領と電話会談を行った。
習近平氏は次のように指摘した。現在、アフリカでは新型コロナウイルスの感染拡大が加速している。中国は南アフリカに確固たる支持とできる限りの支援を提供し続ける。中国は、南アフリカと緊密な意思疎通を保ち、新興５カ国（ＢＲＩＣＳ）や２０カ国・地域（Ｇ２０）、国連などの多国間プラットフォームにおける協力を強化し、中国と南アフリカの全面的戦略パートナーシップが深く発展するよう推進することを願っている。
習近平氏は次のように強調した。中国は国際社会にアフリカに対する感染症対策への支援を強めるとともに、Ｇ２０による「債務返済猶予の提唱」に積極的に参加するよう呼びかけている。双方は国連と世界保健機関（ＷＨＯ）が国際的な感染症対策協力において積極的な役割を果たすことを支持すべきだ。
ラマポーザ氏は次のように表明した。南アフリカは、台湾など中国の核心的な利益に関わる問題における中国の立場を支持しており、中国と緊密に協力し、双方の共通の利益を守ることを望んでいる。アフリカ連合（ＡＵ）とアフリカ諸国は国連とＷＨＯの取り組みを強く支持する。
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