5日、海南省の文昌航天ロケット発射場から打ち上げられた「長征5号B」。(文昌=新華社配信/屠海超)
【新華社文昌5月6日】中国は5日午後6時(日本時間同7時)、海南省の文昌航天ロケット発射場から、大型運搬ロケット「長征5号B」を初めて打ち上げた。ロケットに搭載された次世代有人宇宙船の無人実験船と実験用貨物回収カプセルが約8分後にロケットから分離されて予定の軌道に乗り、打ち上げは成功した。
中国有人宇宙プロジェクト弁公室は、打ち上げの成功により中国の有人宇宙プロジェクトの「第3段階」が幕を開けたと述べた。世界最先端レベルの宇宙ステーションの建設などが「第3段階」の任務における目標となっている。