【新華社北京4月14日】中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理は14日、東南アジア諸国連合と中日韓(ASEANプラス3)がテレビ会議方式で開いた新型コロナウイルス感染対策首脳会議に北京から出席した。
李克強氏は会議で、ASEANプラス3の各国が相互補完性の強さや、経済・貿易往来の緊密さなどの優位性を発揮する必要があり、さらなる関税の減免や障壁の除去、貿易の円滑化、投資の促進を行い、互いに市場を開放することで、東アジアの経済成長を早急に回復させるべきだと述べた。
また、感染予防・抑制の要求を確実に保障した上で、重要かつ緊急に必要なビジネスや物流、生産、技術サービス人員の往来を円滑化する「優先レーン」の開設を積極的に検討するよう呼び掛け、このことが必要な人的往来と物流を維持し、産業チェーンとサプライチェーンを安定させるのにプラスになるとの見方を示した。
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