中国の李克強国務院総理（右）は１７日、北京の人民大会堂でパキスタンのアルビ大統領と会見した。（北京＝新華社記者／丁海濤）
【新華社北京３月１８日】中国の李克強（り・こくきょう）国務院総理は１７日午後、北京の人民大会堂でパキスタンのアルビ大統領と会見した。
李克強氏は次のように表明した。中国とパキスタンは現在、共に感染症の試練に直面している。中国は感染症の予防と抑制で得た経験をパキスタンと共有するとともに、パキスタンに対し緊急の感染防止物資を提供し、手を携えて共同の課題に対処していきたい。中国・パキスタン経済回廊（ＣＰＥＣ）や産業パークなどの大型プロジェクトの建設を推進し、パキスタンの蝗害（こうがい）対策を引き続き支援していく。
アルビ氏は次のように表明した。パキスタンは一貫して中国人民の最も親密な友人であり、中国と同じ立場に揺るぎなく立ちつづけている。パキスタンは中国が感染症の予防と抑制で得た経験を参考にし、共同で感染症の課題に対応していきたい。感染終息後、パキスタンと中国の関係と協力は必ずやさらなる長足の発展を遂げると信じている。
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