【新華社北京3月15日】中国国家衛生健康委員会は15日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染状況について、14日に全国31の省、自治区、直轄市と新疆生産建設兵団から得た報告として、新たな感染者が前日から20人増えたと発表した。新たな死者は10人(湖北省10人)で、感染が疑われる患者は新たに39人増えた。
15日午前0時時点で中国本土の感染者数は1万734人(うち重症者3226人)で、感染確認報告は累計8万844人。完治して退院した人の数は累計6万6911人、死者は3199人となった。現在感染が疑われる患者は113人おり、特定された濃厚接触者は累計67万9759人、経過観察を受けている濃厚接触者は1万189人となっている。
14日に新たに報告された輸入症例は16人(北京市5人、浙江省4人、上海市3人、甘粛省3人、広東省1人)で、15日午前0時時点で累計111人となった。
香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計204人で、うち香港特別行政区が141人(退院81人、死亡4人)、マカオ特別行政区が10人(全て退院)、台湾地区が53人(退院20人、死亡1人)だった。
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