【新華社香港２月２８日】中国香港のメディアによると、「国家を裏切り、香港を混乱させた４人組」の１人である黎智英（ジミー・ライ）、および李卓人（り・たくじん）、楊森（よう・しん）ら反対派の人物が２８日朝、香港警察に連行され、取り調べを受けた。
報道によると、香港警察港島総区の捜査チームは同日午前７時（日本時間同８時）ごろ、黎智英のマンションで捜査を行い、８時ごろ、黎智英を九龍城警察署に連行した。警察は記者を恐喝した容疑で黎智英を起訴する予定で、また昨年８月３１日に「逃亡犯条例」改正案をめぐる騒動で不法集会に参加したことに対し取り調べる方針だ。
警察はまた、李卓人、楊森も昨年の条例改正に関する騒動で不法集会に参加した容疑で取り調べるため連行した。
報道によると、黎智英は昨年８月３１日、不法結集に関与し、同日、李卓人らと共に警察の許可を得ていないデモに参加した疑いがある。
黎智英は、東方報業集団記者恐喝事件で、現場で取材していた同集団の男性記者に暴言を浴びせ、罵倒し恐喝した疑いが持たれている。
香港警察は追って記者会見を開き状況説明を行うという。
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