【新華社北京2月12日】中国外交部の耿爽(こう・そう)報道官は11日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が中国経済に与える影響について質問を受け、中国経済のファンダメンタルズや長期には上向く傾向が感染拡大によって変わることはないとの見方を示した。中国には感染拡大が経済に及ぼす影響を最小限に抑える能力があるとも述べた。
耿氏は、国際通貨基金(IMF)や世界銀行などの国際機関も中国が感染拡大に対応できる十分な政策的余地を持ち、中国の努力により世界経済が直面するであろうリスクは効果的に低減されたと表明していると説明。中国の新型コロナウイルス肺炎との闘いは自らのためであると同時に世界のためでもあると述べ、中国を支持し、中国を助けることは国際社会の共同利益を守ることでもあるとの考えを示した。
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