【新華社北京2月4日】中国共産党中央政治局常務委員会は3日、会議を開き、中央新型コロナウイルス肺炎対策工作指導グループと関連部門の報告を聴取し、次の段階の感染予防・抑制活動を検討した。習近平(しゅう・きんぺい)党中央委員会総書記が会議を主宰し、重要演説を行った。
習近平氏は会議で次のように指摘した。党中央は今回の感染発生以降、これを高く重視しており、一貫して人民大衆の生命の安全と健康を第一に考えている。全国では、全面的な動員、全面的な配置、全面的な感染の予防・抑制活動強化の局面が形成されている。
また次のように強調した。各級の党委員会と政府は党中央の政策決定と指示を真剣に徹底し実行に移し、感染の予防・抑制活動を当面の最重要任務として捉える必要がある。感染のまん延を断固として食い止め、感染の予防、抑制、阻止の闘いに断固勝利しなければならない。
会議では次の内容が強調された。重点地域の着実な予防・抑制活動に力を注ぐべきである。救急治療資源と防護資源を感染阻止の第一線に集中させ、最前線の医療関係者と患者治療の需要を優先的に満たさなければならない。
また次の内容が指摘された。患者の救急治療に全力を尽くし、医療防護物資の供給を保障する必要がある。患者の収容率と治癒率の向上、感染率と致死率の低下に努めなければならない。また、正常な経済・社会の秩序を適切に守り、感染の予防・抑制を強化するとともに、生産・生活の安定と秩序の維持に努める必要がある。
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