17日、握手を交わす習近平主席(左)とアウン・サン・スー・チー国家顧問。(ネピドー=新華社記者/饒愛民)
【新華社ネピドー1月18日】ミャンマーを公式訪問した中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は17日午後、首都ネピドーの大統領府で行われたウィン・ミン大統領主催の歓迎式典に出席後、大統領府に出向いた同国のアウン・サン・スー・チー国家顧問から歓迎とあいさつを受けた。
スー・チー氏は、習近平主席のミャンマー公式訪問に熱烈な歓迎の意を示し、ミャンマーが今回の訪問を心待ちにしていたと表明。ミャンマーと中国の「胞波(パウッポー、兄弟)」の友情は時代の変化という試練を経てきたが、われわれだけがその深い意味を深く理解していると語った。中国は一貫してわれわれの良き友人であり、運命が既に双方を固く結び付けているとも述べ、中国と引き続き苦楽を共にし、運命共同体を築いていきたい考えを示した。
習近平氏は、国家主席としてミャンマーを訪問するのは今回が初めてであり、今年初めての外国訪問でもあると指摘。双方が中国とミャンマーの国交樹立70周年を共に祝い、一連の活動をスタートさせることは、重要な意義を持つと述べた。また、中国はミャンマーが自ら選択した発展の道を歩むことを断固として支持すると表明。両国と両国人民の間の「胞波」の友情を固めるとともに深化させ、絶えずその内容を豊かにし、中国・ミャンマー運命共同体を共に構築していきたいと語った。