中国の王岐山国家副主席は1日、広東省広州市で「2019従都国際フォーラム」の開幕式に出席し、あいさつした。(広州=新華社記者/申宏)
【新華社広州12月2日】中国の王岐山(おう・きざん)国家副主席は1日、広東省広州市で「2019従都国際フォーラム」の開幕式に出席した。
王岐山氏はあいさつで、平和と発展は時代のテーマであり、多国間主義は人類の必然的な選択であると表明。協力を拡大し、共に発展することが世界で広く求められているとの考えを示した。
中国は多国間主義の実践者と擁護者であり、受益者と推進者でもあるとも述べ、中国が平和的発展を堅持し、多国間主義を揺るぎなく支持することは、自らの発展環境をしっかりと守り、自らの発展を通じて世界に幸福をもたらすことであると指摘した。
また、中国の発展は誰かに取って代わったり、(勢力を)世界に拡張させ覇を唱えたりするものではなく、「共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う」というグローバル・ガバナンス観を堅持し、国際関係の民主化の実現を推進するものであると述べた。
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