ブラジルの首都ブラジリアで13日、新興5カ国(BRICS)商工フォーラムの閉幕式が開かれ、中国の習近平国家主席が出席し演説を行った。(ブラジリア=新華社記者/謝環馳)
【新華社ブラジリア11月14日】ブラジルの首都ブラジリアで13日、新興5カ国(BRICS)商工フォーラムの閉幕式が開かれ、中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席が出席し演説を行ったほか、ブラジルのボルソナロ大統領、ロシアのプーチン大統領、インドのモディ首相、南アフリカのラマポーザ大統領も出席した。
習近平氏は次のように指摘した。保護主義、覇権主義が逆流の中を進み、国際貿易と投資に打撃を与え、世界経済の下向き圧力を激化させている。企業が自信を持てば、市場に活力が出る。商工界の友人たちがチャンスをつかみ、課題に立ち向かい、各自の優位性を発揮し続け、BRICS諸国の経済協力に積極的に参加、推進するとともに、BRICS諸国で積極的に投資や創業することで、成長促進、雇用創出に向けた実質的な貢献をすることを望む。
習近平氏はまた、次のように強調した。中国の発展は世界のチャンスである。未来に向けて、中国の対外開放拡大の決意は変わらず、中国経済の長期的に好調という勢いは変わらない。われわれはさらに市場を開放し、輸入を拡大し、絶えずビジネス環境を改善し、企業にさらなる発展の条件を創出する。「一帯一路」の共同建設はすでに質の高い発展の新たな段階に入っており、企業家たちがチャンスをつかみ、積極的に参加することを望む。
閉幕式には、BRICS諸国の商工界の代表約600人が出席した。