:
李克強総理、ウズベキスタン主要メディアに署名入り文章を発表
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2019-11-01 07:38:43 | 新華社 | 編集: 张一

【新華社タシケント11月1日】中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理は10月31日、ウズベキスタン公式訪問と上海協力機構(SCO)加盟国政府首脳(首相)理事会第18回会議出席を前に、同国の「ナロドノーエ・スロボ」紙とジャホン通信のウェブサイトに「開放協力と共同発展」と題した署名入りの文章を発表した。文章の要旨は次の通り。

私が中国国務院総理としてウズベキスタンを公式訪問するのは今回が初めてであり、タシケントでは上海協力機構加盟国政府首相理事会第18回会議に出席する。滞在時間は短いが、今回の訪問と会議出席に大変期待している。

ウズベキスタンは友好的な近隣国であり、協力パートナーでもある。習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は2016年、ウズベキスタンへの公式訪問を成功させ、両国は全面的戦略パートナーシップを締結した。今年は私とアリポフ首相による相互訪問も実現した。これは両国の歴史で初めてのことである。

今日、「開放」は両国の発展振興にとって再び共通のキーワードとなっている。世界情勢は現在、複雑に変化しており、保護主義と一国主義が台頭し、国際経済と貿易の下振れ圧力が高まっている。今日の開放には、一連の束縛や制約、先入観や隔たりを克服し、自己革新と自己超克を実現していくことが求められている。

中国はウズベキスタンと開放協力のパートナーでありたいと考えている。われわれは共に開放の理念をしっかりと持ち、開放の中で相互支持と相互促進を進めていく。互いの優位性を発揮し、互恵協力を深化させ、発展のチャンスを共に作り、分かち合う。われわれは「一帯一路」構想の共同建設とウズベキスタンの成長戦略をより良く結び付け、構造が最適化され、内容の充実した実務協力の新局面を構築していきたい。生産能力の協力方式を革新し、関連する協力事業を着実に前進させ、両国の経済的な相互補完性を適切な形で協力の成果へと転換していきたい。中国は、実力と信用のある中国企業が市場化と商業化の原則に基づきウズベキスタンへの投資協力を拡大することを奨励するとともに、より多くのウズベキスタンの優れた農産物が中国市場に進出することを願っている。両国間でさらに多くの直行航空路線が開かれ、人的往来促進のため便宜が図られることに期待する。両国人民の間の友好交流が増えることで、両国の古くからの友情は、時と共に増す色彩の輝きを解き放つだろう。

タシケント滞在中においては、SCO加盟国の指導者と共に、引き続き「上海精神」を高く掲げ、加盟国間の相互開放を拡大し、貿易と投資の自由化と円滑化のレベルを向上させることに期待したい。地域経済統合を促進し、開放的かつ包摂的で互恵ウィンウィンの協力プラットフォームを構築していきたい。また、加盟各国と共同で、国連を中心とする国際秩序と世界貿易機関(WTO)を中心とする多角的貿易体制を断固として守り、多国間主義と自由貿易を断固として支持していくことを希望する。SCOと世界の開放型協力を推進し、「開放」という今日の世界の発展と繁栄の基礎を共に強固なものとしていきたい。

中国の開放の歩みは決して止まることはなく、開放の扉はますます大きく開かれていく。われわれはウズベキスタンやSCOのその他加盟国、さらには世界各国と手を携え、開放事業のパートナーであり続けることで、さらに良い形での共同発展の実現を目指していきたい。

当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。

新華網日本語

李克強総理、ウズベキスタン主要メディアに署名入り文章を発表

新華網日本語 2019-11-01 07:38:43

【新華社タシケント11月1日】中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理は10月31日、ウズベキスタン公式訪問と上海協力機構(SCO)加盟国政府首脳(首相)理事会第18回会議出席を前に、同国の「ナロドノーエ・スロボ」紙とジャホン通信のウェブサイトに「開放協力と共同発展」と題した署名入りの文章を発表した。文章の要旨は次の通り。

私が中国国務院総理としてウズベキスタンを公式訪問するのは今回が初めてであり、タシケントでは上海協力機構加盟国政府首相理事会第18回会議に出席する。滞在時間は短いが、今回の訪問と会議出席に大変期待している。

ウズベキスタンは友好的な近隣国であり、協力パートナーでもある。習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は2016年、ウズベキスタンへの公式訪問を成功させ、両国は全面的戦略パートナーシップを締結した。今年は私とアリポフ首相による相互訪問も実現した。これは両国の歴史で初めてのことである。

今日、「開放」は両国の発展振興にとって再び共通のキーワードとなっている。世界情勢は現在、複雑に変化しており、保護主義と一国主義が台頭し、国際経済と貿易の下振れ圧力が高まっている。今日の開放には、一連の束縛や制約、先入観や隔たりを克服し、自己革新と自己超克を実現していくことが求められている。

中国はウズベキスタンと開放協力のパートナーでありたいと考えている。われわれは共に開放の理念をしっかりと持ち、開放の中で相互支持と相互促進を進めていく。互いの優位性を発揮し、互恵協力を深化させ、発展のチャンスを共に作り、分かち合う。われわれは「一帯一路」構想の共同建設とウズベキスタンの成長戦略をより良く結び付け、構造が最適化され、内容の充実した実務協力の新局面を構築していきたい。生産能力の協力方式を革新し、関連する協力事業を着実に前進させ、両国の経済的な相互補完性を適切な形で協力の成果へと転換していきたい。中国は、実力と信用のある中国企業が市場化と商業化の原則に基づきウズベキスタンへの投資協力を拡大することを奨励するとともに、より多くのウズベキスタンの優れた農産物が中国市場に進出することを願っている。両国間でさらに多くの直行航空路線が開かれ、人的往来促進のため便宜が図られることに期待する。両国人民の間の友好交流が増えることで、両国の古くからの友情は、時と共に増す色彩の輝きを解き放つだろう。

タシケント滞在中においては、SCO加盟国の指導者と共に、引き続き「上海精神」を高く掲げ、加盟国間の相互開放を拡大し、貿易と投資の自由化と円滑化のレベルを向上させることに期待したい。地域経済統合を促進し、開放的かつ包摂的で互恵ウィンウィンの協力プラットフォームを構築していきたい。また、加盟各国と共同で、国連を中心とする国際秩序と世界貿易機関(WTO)を中心とする多角的貿易体制を断固として守り、多国間主義と自由貿易を断固として支持していくことを希望する。SCOと世界の開放型協力を推進し、「開放」という今日の世界の発展と繁栄の基礎を共に強固なものとしていきたい。

中国の開放の歩みは決して止まることはなく、開放の扉はますます大きく開かれていく。われわれはウズベキスタンやSCOのその他加盟国、さらには世界各国と手を携え、開放事業のパートナーであり続けることで、さらに良い形での共同発展の実現を目指していきたい。

当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。

010020030360000000000000011100441385195931