【新華社北京10月26日】劉鶴(りゅう・かく)中国共産党中央政治局委員・国務院副総理・中米全面経済対話中国側首席代表は25日夜、要請に応じて米国側のライトハイザー通商代表部(USTR)代表、ムニューシン財務長官と電話会談を行った。双方はそれぞれの核心的な関心事を適切に解決することに合意し、一部の文書における技術的な協議がほぼ完了したことを確認した。
双方は、米国側が中国産の調理済み家禽肉やナマズ製品を輸入する際に同等の監督・管理システムとすること、中国側が米国産家禽肉の対中輸出禁止令を解除し、肉類製品の公衆衛生情報システムを適用することなどで合意した。双方の首席代表は近く、再び電話会談を行うとし、それまでの期間中は実務レベルで引き続き協議する。
電話会談には、鍾山(しょう・ざん)商務部長、易綱(えき・こう)中国人民銀行総裁、国家発展改革委員会の寧吉喆(ねい・きってつ)副主任などが参加した。
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