中国の習近平国家主席(右)は13日、ネパールの首都カトマンズの滞在先ホテルで、ネパール共産党のダハル(別名プラチャンダ)共同議長と会見した。(カトマンズ=新華社記者/謝環馳)
【新華社カトマンズ10月14日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は13日、ネパールの首都カトマンズの滞在先ホテルで、ネパール共産党のダハル(別名プラチャンダ)共同議長と会見した。
習近平氏は次のように表明した。中国の核心的利益に関わる問題に対するネパールの長期にわたる断固たる支持に感謝する。ネパールとの全方位的な協力を引き続き深化させ、ネパールの発展に向け支援と援助を行い、両国関係の更なる発展を実現していきたい。
また次のように指摘した。中国共産党はネパール共産党と党間交流を強化し、相互尊重と求同存異(小異を残して大同につく)、相互学習に基づく新型政党関係を構築していきたい。
ダハル氏は次のように表明した。ネパールは中国共産党と長期的な協力関係を構築し、中国共産党の国政運営に関する成功経験を手本としていきたい。ネパールは、人類運命共同体の構築推進、国際関係での平和の擁護、公平と正義の維持、中小国の利益擁護に対する中国の尽力を高く評価する。ネパールは「一帯一路」共同建設に積極的に参加し、交流協力を強化していきたい。