習近平主席、イラク首相と会見　中東地域の安定維持を強調

中国の習近平国家主席（右）は２３日、北京の人民大会堂でイラクのアブドルマハディ首相と会見した。（北京＝新華社記者／黄敬文）

【新華社北京９月２４日】中国の習近平（しゅう・きんぺい）国家主席は２３日、北京の人民大会堂でイラクのアブドルマハディ首相と会見した。

習近平氏は、イラクが国家の主権、独立、統一、領土の保全を守るために払う努力を中国は断固として支持し、いかなる外部勢力によるイラクへの内政干渉にも反対すると表明。中国は「一帯一路」共同建設とイラクの復興計画との結び付きを強化し、石油やインフラ建設などの分野で双方の協力を推し進めていきたいと述べた。

また、中東、湾岸地域は現在、複雑で敏感な情勢にあると指摘。関係各国が冷静と自制を保ち、相互尊重を踏まえ、対話などの平和的な方法で矛盾や意見の相違を適切に解決し、地域の平和と安定を共に守るべきだと強調した。

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