中国の習近平国家主席は3日、北京の人民大会堂でブルガリアのラデフ大統領と会談した。写真はラデフ夫妻(左)と記念撮影する習近平主席と彭麗媛(ほう・れいえん)夫人。(北京=新華社記者/黄敬文)
【新華社北京7月4日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は3日、北京の人民大会堂でブルガリアのラデフ大統領と会談した。両国元首は中国・ブルガリア関係を戦略パートナーシップに引き上げることで一致し、決定した。
習近平氏は次のように指摘した。両国関係が戦略パートナーシップに引き上げられたことを新たな出発点とし、両国の友情に新たな内在要素を加え、両国協力に新たな原動力が注入されることを希望する。
習近平氏はまた次のように強調した。双方は互いの核心的利益と重大な関心に関わる問題で、引き続き揺るぎない支持を与え合う必要がある。両国は多国間主義と国際法を基礎とする国際体系を共に擁護すべきである。ブルガリアは中国と「一帯一路」共同建設の政府間協力文書を締結した最初の中東欧国家の一つであり、中国はブルガリアと戦略的結び付きを発展させ、インフラの相互接続を促進し、貿易と投資規模を拡大するとともに、人的・文化的交流を密接にし、伝統的な友情を高めていきたい。
ラデフ氏は次のように表明した。ブルガリアと中国の関係が戦略パートナーシップへ引き上げられたことは、両国関係をさらに固める基礎となる。「一帯一路」構想は世界の平和と繁栄に利するものであり、ブルガリアは深く参画していきたい。貿易や運輸、航空、物流、金融、イノベーション、地方、人文などの分野で中国との交流と協力が強化されることを願う。中国企業のブルガリアへの投資拡大を歓迎する。ブルガリアは多国間主義と世界貿易機関(WTO)を支持しており、中国との協調と協力を強化していきたい。
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