【新華社大阪6月29日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は29日、前日に引き続き大阪で開催中の20カ国・地域(G20)首脳会議(大阪サミット)に出席した。
習近平氏は共生発展問題について討議した際、次のように指摘した。中国は質の高いインフラ整備を共生発展推進の重要な手掛かりにすることに賛成する。先ごろ北京で開催された第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムで、「一帯一路」の質の高い共同建設について幅広い共通認識が達成され、実り多い成果を収めた。われわれは「共商、共建、共享」(共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う)」という原則を堅持し、開放、環境配慮、清廉の理念を実践し、高基準、人々の生活に資する、持続可能という目標の実現に注力しなければならない。最終的な目標は全方位の相互接続を通じ、グローバルなサプライチェーン、産業チェーン、バリューチェーンとさらに一体化し、連動的な発展を実現することである。
サミットは現地時間29日午後に閉幕した。
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