中国の習近平国家主席（右）は２８日、大阪でインドネシアのジョコ大統領と会見した。（大阪＝新華社記者／龐興雷）
【新華社大阪６月２８日】中国の習近平（しゅう・きんぺい）国家主席は２８日、大阪でインドネシアのジョコ大統領と会見した。
習近平氏は次のように指摘した。来年は中国とインドネシアの国交樹立７０周年に当たる。双方は国政運営経験の交流を強化し、ジャカルタとバンドンを結ぶ高速鉄道と「地域総合経済回廊」を着実に建設し、職業訓練における協力を拡大して、「一帯一路」共同建設における協力の質の向上と高度化を推進しなければならない。
習近平氏はまた、現在の状況下で、中国とインドネシアは国際的な場で協調と連携をさらに強化し、一般的な真理と正義を守るべきだと強調した。
ジョコ氏は次のように述べた。私はインドネシアと中国の協力関係を非常に重視している。インドネシアは中国と「一帯一路」を共同建設し、経済貿易関係を深め、ジャカルタとバンドンを結ぶ高速鉄道などの重点プロジェクトを進め、多国間の枠組み内での意思疎通と連携を緊密にしていきたい。また、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）加盟国が中国との協調・協力を深めることを支持する。
