中国の習近平国家主席は15日、タジキスタンの首都ドゥシャンベで同国のラフモン大統領と会談した。写真は会談に先立ち大統領官邸前の広場で行われた歓迎式典で、ラフモン大統領(左)と共に儀仗隊を巡閲する習近平主席。(ドゥシャンベ=新華社記者/李涛)
【新華社ドゥシャンベ6月16日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は15日、タジキスタンの首都ドゥシャンベで同国のラフモン大統領と会談した。両国元首は誠実・相互信頼で、協力・ウィンウィンの全面的戦略パートナーシップの深化で一致した。
習近平氏は、両国は「一帯一路」の枠組み内で豊かな成果を上げていると指摘。双方は「一帯一路」共同建設の構想とタジキスタンの国家発展戦略の連携を推進し、インフラの相互接続やエネルギー、農業、工業などの分野での協力を全面的に深化させなければならないと強調した。
ラフモン氏は「一帯一路」の枠組み内で、エネルギーや石油化学、水力発電、インフラ建設などの分野で双方の重要プロジェクトの協力を強化することで、タジキスタンの工業化目標の実現を後押ししていきたいと表明した。