12日、空港で習近平主席(左)を温かく出迎えるキルギスのジェエンベコフ大統領。(ビシケク=新華社記者/謝環馳)
【新華社ビシケク6月13日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は12日、キルギスのビシケクに到着し、同国の公式訪問を開始した。習近平主席は訪問期間中、上海協力機構(SCO)加盟国元首理事会第19回会議に出席する。
現地時間午後7時40分ごろ、習近平主席が乗った特別機がマナス国際空港に到着した。キルギスのジェエンベコフ大統領は、タラップのそばで温かく出迎えた。
両国の元首は親しく言葉を交わし、習近平主席は次のように指摘した。現在、両国の全面的戦略パートナーシップは絶えず深まり、「一帯一路」共同建設も実り豊かな成果を上げ、両国は真の良き隣人、良き友人、良きパートナーとなった。訪問期間中、私はジェエンベコフ大統領と、両国の全面的戦略パートナーシップの深化、「一帯一路」共同建設、各分野の互恵協力の拡大およびその他の共に関心を寄せる国際・地域問題について深く意見を交換し、両国関係の未来の発展に新たな青写真を描く。今回の訪問は両国の伝統的友好を固め、両国の全面的戦略パートナーシップを新たな段階へと押し上げると確信している。
習近平主席は次のように強調した。ビシケクサミットはSCOの今後の発展にとって重要な意義を持つ。各加盟国の共同の努力の下、今回のサミットが必ず多くの成果を収め、SCOの新たな発展を後押しすると確信している。
ジェエンベコフ大統領は、キルギスによるSCOビシケクサミット開催に対する中国側の力強い支持に感謝し、次のように表明した。キルギスは中国の新疆ウイグル自治区と隣り合っている。同自治区を含む中国の迅速な発展を称賛している。習近平主席が率いる中国共産党と中国政府が成し遂げた成果に感服している。