中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席とロシアのプーチン大統領は5日、モスクワのボリショイ劇場で行われた中ロ国交樹立70周年の記念行事に出席した。(モスクワ=新華社記者/李学仁)
【新華社モスクワ6月6日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は5日、ロシアのプーチン大統領とモスクワのボリショイ劇場で中ロ国交樹立70周年記念大会に出席し、公演を鑑賞した。習近平氏は大会で「手を携えて努力し、肩を並べて前進し、新時代の中ロ関係の素晴らしい未来を切り開こう」と題するあいさつを行った。
習近平氏は次のように述べた。中ロ国交樹立70周年を迎え、両国関係の新たな歴史的瞬間を共に迎えた。中華人民共和国成立の翌日、ソ連はすぐに承認し新中国と外交関係を樹立した。21世紀に入り、双方は一里塚の意義を持つ「中ロ善隣友好協力条約」に調印した。
習近平氏はまた次のように強調した。私とプーチン大統領は新時代の中ロ全面的戦略協力パートナーシップを発展させ、両国関係がより高水準で、より大きな発展を遂げる新時代を共に切り開くと宣言した。
習近平氏はさらに次のように指摘した。新時代の中ロ関係は、一貫して相互信頼を基礎とし、戦略的相互依存を築いて固め、互いの核心的利益に関わる問題で相互支持を強め、両国関係発展の戦略的方向をしっかり把握しなければならない。利益の相互融合の深化に力を入れ、共通の利益の絆を引き締め、引き続き「一帯一路」共同建設とユーラシア経済連合との結び付きを進め、中ロ互恵協力の新たな枠組みを構築しなければならない。
その後、両首脳は共に、「楽動中ロ」と題する文化交流イベントのショートムービーを視聴し、両国の芸術家による公演を鑑賞した。