5日、日中友好議員連盟代表団との記念撮影に応じる汪洋氏。(北京=新華社記者/李濤)
【新華社北京5月6日】汪洋(おう・よう)中国共産党中央政治局常務委員・中国人民政治協商会議(政協)全国委員会主席は5日、北京の人民大会堂で日中友好議員連盟の林芳正会長率いる代表団と会見した。
汪洋氏は次のように述べた。習近平(しゅう・きんぺい)国家主席が昨年、安倍晋三首相と何度も会談して、中日関係を再び正しい軌道に戻し、新たな発展を遂げるよう推進した。現在の情勢の下で、双方は政治的相互信頼を一段と増進し、両国の指導者が達成した重要な共通認識をしっかりと実行するとともに「一帯一路」をプラットフォームとして互恵協力を深めなければならない。また、歴史を鑑(かがみ)として、互いの核心的利益や重大な関心事を尊重し、意見の食い違いを適切に処理しなければならない。民間の友好の伝統を発揚し、民心の通い合いを促進することで、中日関係が安定的に発展していくよう推進しなければならない。
林芳正氏は、日中友好議員連盟には対中友好の伝統があり、両国関係の持続的な発展のために引き続き積極的に貢献していきたいと表明した。
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