中国の習近平国家主席は25日、北京の人民大会堂でケニアのケニヤッタ大統領と会見した。(北京=新華社記者/李濤)
【新華社北京4月25日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は25日、北京の人民大会堂でケニアのケニヤッタ大統領と会見した。
習近平主席は次のように指摘した。中国は「一帯一路」の共同建設と中国・アフリカ協力フォーラム(FOCAC)北京サミットの成果の実行を契機に、ケニアと共に中国とケニア、中国とアフリカの各分野における協力の良好な勢いを維持し、発展戦略の結び付きを強化し、鉄道など重点プロジェクトが経済と社会に効果・収益をもたらすようにし、より多くの中国企業がケニアに投資するのを奨励したい。双方は重要な国際・地域問題について意思疎通と協力を保っていかなければならない。
ケニヤッタ氏は次のように表明した。「一帯一路」構想は世界各国がより緊密な貿易連携とパートナーシップを築くよう推進し、アフリカ諸国の相互接続と工業化プロセスをけん引している。ケニアは中国とインフラ整備などの協力を深め、「一帯一路」をアフリカ中西部に向けて延長していきたい。