中国の李克強国務院総理（右）は１２日午後、クロアチアのドブロブニクでエストニアのラタス首相と会見した。（ドブロブニク＝新華社記者／劉衛兵）
【新華社ドブロブニク４月１３日】中国の李克強（り・こくきょう）国務院総理は現地時間１２日午後、クロアチア・ドブロブニクでエストニアのラタス首相と会見した。
李克強氏は次のように表明した。中国とエストニアの関係は双方の努力の下で、急速に発展する勢いを見せており、実務協力は実り多い成果を収め、協力の見通しは明るい。両国は多様なルートを通じて緊密な往来を保ち、「１６＋１協力」プラットフォームを生かして、二国間関係と協力を全面的に推し進めてきた。エストニアと電子商取引（ＥＣ）、教育、イノベーション、デジタル経済における協力を強化し、中国人消費者に好まれるエストニアの農畜品や水産物の輸入を拡大して、両国関係の健全で安定した発展を共に促進することを望んでいる。
ラタス氏は次のように表明した。エストニアと中国の関係は緊密で、良好に発展し、深化し続けている。エストニアを訪れる中国人観光客はますます増えており、双方の人的・文化交流も密接になりつつある。エストニアは双方が今回調印した一連の協力協議を契機に、農業、人工知能（ＡＩ）、５Ｇなどの分野における実務協力をさらに促進し、多角的な分野での交流・協調を緊密にしていきたい。
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