習近平(しゅう・きんぺい)中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は10日、第13期全国人民代表大会(全人代)第2回会議福建省代表団の審議に参加した。(北京=新華社記者/李学仁)
【新華社北京3月11日】習近平(しゅう・きんぺい)中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席、栗戦書(りつ・せんしょ)中国共産党中央政治局常務委員・全国人民代表大会(全人代)常務委員会委員長、汪洋(おう・よう)中国共産党中央政治局常務委員・中国人民政治協商会議(政協)全国委員会主席、王滬寧(おう・こねい)中国共産党中央政治局常務委員・中央書記処書記、趙楽際(ちょう・らくさい)中国共産党中央政治局常務委員・中央紀律検査委員会書記は10日、第13期全人代第2回会議の一部代表団の審議にそれぞれ参加した。
習近平氏は福建省代表団の審議に参加し、最後の重要演説の中で福建省の業績を評価した上で次のように述べた。福建省の同志が新時代の中国の特色ある社会主義思想を指導理念として持ち続け、安定の中で前進を求める取り組みの全般的基調を維持し、新発展理念を堅持することを望む。安定成長と改革促進、構造調整、民生改善、リスク防止・安定保持に向けた活動を統一的に推し進め、良好な発展環境を構築してさらなる実績を生み出すよう努めてほしい。両岸の融合発展の推進の模範となり、小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的完成に向けた円満な締めくくりのために堅実な基礎を築くことを望む。
栗戦書氏は江蘇省代表団の審議に参加し、次のように表明した。江蘇省は、習近平総書記による江蘇省の任務に対する重要な指示と要求を真摯に徹底し、長江経済ベルト発展戦略の実施チャンスをつかみ、質の高い発展を強力に進めることを望む。農村振興戦略を実施し、ハイレベルの対外開放を推し進め、経済が強く、国民が豊かで、環境が美しく、社会文明度の高い新たな江蘇省の建設に努めてほしい。
汪洋氏はチベット自治区代表団の審議に参加し、過去1年間のチベット自治区の各事業の発展成績を十分に肯定した上で次のように指摘した。チベット自治区の経済発展と社会の安定は向上し続けているが、リスクの課題も認識しなければならない。習近平総書記の同自治区の任務に関する重要な論述を深く学び徹底し、祖国統一を守り民族団結を強化するという着眼点をしっかりと把握する必要がある。社会の大局の安定に好ましい局面をさらに強固にし、寺院の管理能力の建設をさらに強化し、貧困脱却の難関攻略の質をさらに高め、青海・チベット高原の安定と平和、各民族人民の安穏な生活を確保しなければならない。
王滬寧氏は新疆ウィグル自治区代表団の審議に参加し、次のように述べた。新疆ウィグル自治区が習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想を学び徹底することを第一の政治任務とし、習近平総書記の同自治区の任務に関する重要指示の精神と、党中央の同自治区管理方略を真摯に実行に移してほしい。社会の安定と長期にわたる太平という総目標をしっかりと中心に据え、国民生活を保障し改善するという任務を確実に行い、各種の教育を着実に実施し、民族団結教育を深化させ、各民族の人々の充足感や幸福感、安全感を増進させなければならない。
趙楽際氏は海南省代表団の審議に参加し、次のように述べた。海南省が習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想を深く学び徹底し、習近平総書記の同省の任務に関する重要な指示と精神を学ぶことを望む。党中央が海南省の新ラウンドの改革開放で定めた戦略的位置を確実に把握し、自由貿易試験区の建設を加速させ、中国の特色ある自由貿易港の建設を模索し、新しいより大きな成果で党中央が与えた重大な使命に応えてほしい。