中国人民政治協商会議(政協)全国委員会は29日、北京で新年茶話会を開いた。習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席が重要演説を発表した。(北京=新華社記者/鞠鵬)
【新華社北京12月30日】中国人民政治協商会議(政協)全国委員会は29日午前、北京の政協講堂で新年茶話会を開いた。習近平(しゅう・きんぺい)、李克強(り・こくきょう)、栗戦書(りつ・せんしょ)、汪洋(おう・よう)、王滬寧(おう・こねい)、趙楽際(ちょう・らくさい)、韓正(かん・せい)、王岐山(おう・きざん)の各氏ら中国共産党と国家の指導者が出席した。
習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席が茶話会で重要演説を行い、次のように強調した。2019年は新中国成立70周年に当たり、小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的完成という勝利を決定づける鍵となる年でもある。われわれは学習を尊び、強化し、革新を尊び、断固として進め、団結を尊び、促進しなければならない。発展のチャンスをつかみ取るとともに、試練に適切に対応し、全党と全国の各民族人民が勇敢に前進し、輝かしい成果を収めるよう鼓舞しなければならない。
習近平氏はまた、次のように強調した。2019年は政協成立70周年に当たる。政協は、思想・政治指導と広範な共通認識の凝集の強化を職務履行の中心に据え、各政党・団体や各民族・業界の団結と結合を強化し、中共中央の政協への活動要求を実行に移す政治的責任と、国内外の中華の子女が持つ中華民族の偉大な復興という中国の夢を実現するための知恵と力を凝集させる政治的責任を担い、すばらしい成績で新中国成立70周年を迎えなければならない。