【新華社ブエノスアイレス12月1日】新興5カ国(BRICS)は11月30日、第13回20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)を前にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで非公式首脳会議を開いた。
BRICS諸国は会議で、世界貿易機関(WTO)を代表とし、ルールを基礎とする多角的貿易体制を全力で支持し、透明で差別のない、開放的かつ包摂的な国際貿易を確保していく考えで一致。すべてのWTO加盟国・地域に対し、WTOのルールに沿わない一国主義と保護主義の措置に反対し、差別的で制限的な措置を撤回するよう呼びかけた。また、WTO改革を支持し、関連性と有効性を高め、WTOの中心価値と基本原則を守ることで、すべての加盟国・地域、特に途上国の利益を反映させていかねばならないと強調した。
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