新興5カ国(BRICS)非公式首脳会議が現地時間11月30日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開かれた。中国の習近平国家主席、南アフリカのラマポーザ大統領、ブラジルのテメル大統領、ロシアのプーチン大統領、インドのモディ首相が同会議に出席した。(ブエノスアイレス=新華社記者/姚大偉)
【新華社ブエノスアイレス12月1日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は現地時間11月30日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開催された新興5カ国(BRICS)非公式首脳会議に出席し、演説を行った。
習主席は次のように強調した。現在、世界経済のリスクは上昇し、多国間主義と多角的貿易体制は衝撃を受けている。これは国際社会の共通の利益に一致しないものだ。BRICS諸国は団結を強化し、グローバルガバナンスが正しい道を歩むよう共に促進し、世界経済の安定と発展、繁栄を守っていかなければならない。
習主席は会議でさらに、①多国間主義を揺るぎなく支持する②グローバル経済ガバナンスをいっそう改善する③各国の共同発展を引き続き推進する④BRICSの実務協力を一段と深める-ことを呼びかけた。
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