中国の李克強国務院総理は27日、北京の中南海紫光閣で、第2回中韓省長知事会議に出席した両国の代表と会見した。(北京=新華社記者/龐興雷)
【新華社北京11月28日】中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理は27日午後、北京の中南海紫光閣で、第2回中韓省長知事会議に出席した両国の代表と会見した。
李克強総理は、中国と韓国が友好的な近隣国であり、両国関係は現在、全体的に安定した発展を保ち、各分野や地方における交流協力が安定的に進んでいると述べ、次のように指摘した。
第2回中韓省長知事会議が前向きな成果を収め、特に人文(人と文化)や環境保護などの分野で深く意見を交換したことは、両国の地方間に強い協力願望と大きな協力の潜在力があることを示している。双方が省長知事会議などの場を活用して、緊密に交流し、互いに学んで手本とし、協力を推進することで、中韓関係の発展に積極的に貢献することを望む。
韓国の代表は、中国が改革開放の40年間で大きな発展の成果を収めたことに祝賀の意を表し、このことは中国に利益をもたらしただけでなく、北東アジアの平和と繁栄も促進したと指摘。韓国は中国と共に貿易投資協力と人的・文化交流を推し進め、地方政府間の協力を強化し、民間交流を活性化することで、両国関係の発展に新たな貢献をしていきたいと述べた。
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