中国の習近平国家主席(右)は17日、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーでチリのピニェラ大統領と会見した。(ポートモレスビー=新華社記者/白雪飛)
【新華社ポートモレスビー11月18日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は17日、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーでチリのピニェラ大統領と会見した。
習近平氏は、中国とチリはすでに「一帯一路」政府間協力協定に調印し、次の段階で重点分野とプロジェクトを確定しなければならないと指摘。中国・チリ自由貿易協定(FTA)のグレードアップを契機として、2国間貿易の規模の拡大や貿易構造の最適化、投資協力の深化を推し進め、重大な相互接続プロジェクトを着実に推進しなければならないと強調した。
ピニェラ氏は、チリ・中国FTAのグレードアップ協定は2国間協力により大きな空間を切り開いたと評価。チリは中国と共に「一帯一路」を建設し、自由貿易を維持して開放型世界経済を建設したいとの意向を示した。