15日、サミットに出席した各国首脳と記念撮影する李克強総理。(シンガポール=新華社記者/申宏)
【新華社シンガポール11月16日】中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理は15日、シンガポールで行われた第13回東アジアサミット(EAS)に出席した。会議には東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国の首脳とロシアのプーチン大統領、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領、日本の安倍晋三首相、米国のペンス副大統領なども出席した。
李克強氏はサミットの席上で次のように述べた。EASは既に東アジア地域の対話協力を推進する重要なプラットフォームになっている。現在の国際情勢は不安定、不確定要素が増えており、われわれは平和共存、協力とウィンウィンの理念を引き続き堅持していく必要がある。対等な協議と相互の開放推進を強化し、東アジア地域の平和と安定、発展と繁栄を維持しなければならない。
李克強氏はまた、東アジア協力の推進について①多国間主義の堅持②自由貿易の擁護③地域経済統合プロセスの加速④地域の持続可能な発展協力の推進⑤政治・安全保障対話協力の展開-の五つの提案を行った。
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