【新華社北京11月9日】中国北京市の東単に7日、1軒のファストフード店がオープンした。開店早々、通行人の注目を集めているこの店は、他の飲食店と異なり、料理人ではなくロボットに全ての調理を任せている。利用客は店頭の電子注文機やスマートフォンの無料対話アプリ微信(WeChat)の店舗公式アカウントを使って注文すると、すぐに熱々の料理が食べられる。
店の利用客 李さん 前を通りがかったら、息子が「ロボットが料理している!」と言ったので、この店に入りました。
【解説】スマート調理ロボットは自動クリーンシステムによって、油煙のない厨房を実現した。調理をする時は、食材や調味料を入れた容器をセットするだけで、ロボットが設定された手順に従って炒め物をし、一定の味付けの料理ができるようになっている。調理完了後はロボット内部の洗浄も自動でできる。店では、研究開発とプログラミングを通して、ロボットに登録するメニューを常に更新し、消費者の多元的なニーズを満たすことも可能だ。
咔哥智能厨房餐飲管理(北京)有限公司 マーケティング担当 韓悦(かん・えつ)さん お客さまのニーズや好みに合わせて、数種類のメニューを増やしました。われわれ開発チームは絶えず研究を続けています。今後はさらに多くの新しいメニューを皆さんに提供できると思います。(記者/王君璐)
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