26日、李克強総理は会談を前に、人民大会堂東門外広場で安倍晋三首相の公式訪問を歓迎する式典を行った。(北京=新華社記者/李涛)
【新華社北京10月27日】中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理は26日午前、北京の人民大会堂で日本の安倍晋三首相と会談した。
李克強氏は次のように表明した。中日両国は互いに重要な隣国であり、長期的で健全かつ安定した中日関係の発展は、両国や両国民の根本的利益に合致し、地域と国際社会にとっても非常に重要である。中国は日本と共に、中日間の四つの政治文書における各原則を基礎に、引き続き歴史をかがみとして未来に向かうという精神に従い、両国関係を正常な軌道に戻した上で新たな発展を得られるよう推進し、穏やかに遠くまで進むという目標の達成に向けて努めていきたい。
安倍氏は次のように表明した。日中両国は重要な隣国であり、互いに戦略的パートナーで、互いに脅威とならない。中国の発展は日本にとって重要なチャンスである。日本は中国と共に、ハイレベル往来の勢いを強化し、日中間の四つの政治文書を踏まえ、戦略的意思疎通を強化し、両国の経済・貿易、投資、金融、イノベーション、第三国市場、青少年、スポーツ、地方などの各分野で協力と交流を深化させていきたい。
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